かものはしです。
レブル250にパニアケースとしてアモ缶を付けてミリタリー風にしてみました。
ステーを自作してみましたのでその過程をご紹介します。
ちなみに今回の目標は…
- パニアケースとしてアモ缶を付ける
- アモ缶に穴は開けず脱着可能にする
- デイトナのグラブバーキャリアと併用可能にする
- ステーは自作してコスト削減
以上四点としました。
アモ缶を採用したのは耐水性があって丈夫である、そして何よりかっこいいから!
キャンプ時にはバイクからはずして使いたいので脱着可能な状態にもしたい(アモ缶に穴を開けてボルト固定する方法もあるらしいが穴は開けたくない…)。
そしてステーは自作してコストも削減したい!(市販のサイドバックやサポートを買うと1万5千円はかかるから…)
こんな動機で作ってみました。何かの参考になれば幸いです。
アモ缶の入手
まずはアモ缶の入手からです。
アモ缶ですが、レプリカと本物があります。
僕は軍放出品の実際に使用されたアモ缶を購入しました。
使い古されてたり錆びついていたりする雰囲気が欲しかったんです。
ネットで買って届いたのがこちらのアモ缶。
うーん、渋いですね~
側面に書かれているのは…
200 CRTG 7.62mm (7.62mm弾が200発入り)
BALL M80A1 (弾頭はM80A1ラウンドボール)
CARTONS 13 (調べたけどよくわからん)
LC-18G585-032 (調べたけどよくわからん)
下の方は何の事かわかりませんでした…
でもかっこいいからOK
サイズは277mm×96mm×176mmです。
ちなみに値段は本物もレプリカもそこまで変わらないですね。
レプリカの方がちょっと安い感じです。
あと本物を買う際は、商品ページの写真と同じデザインのものが届くとは限らないのでご注意を(ペイントとか個々で違ってくる)。
メルカリなどフリマアプリでも売ってます。
こちらは側面のペイントなど確認できるので安心かもしれません。
検索時は『アモ缶』、『アンモボックス』、『弾薬箱』などでヒットします。
自作ステーの作成
アモ缶用のステーなどあるわけはありませんので自作していきます。
初めての自作ステーです。
ネットで調べるとアモ缶をバイクに固定する方法はいくつかあるようです。
- アモ缶に穴を開けてボルトで固定する→脱着できないし穴を開けると防水性落ちるので却下
- テレビ壁掛け用の金具を使って脱着可能にする→脱着できるのは良いが穴を開けると…却下
- 鉄板を成形して溶接する→高難易度すぎて却下
どれもイメージと合わず却下です…
これは自力で考えてやるしかない!
取付金具とボルトでステー組み立て
規定規格の取付金具でステーを組み上げてみることにします。
ということでホームセンターへ。
売り場で1時間半近くあーでもないこーでもないと悩みぬいて買ったのがこちら。
これらをアモ缶の形と寸法に合わせつつ組んでみました。こんな感じ。
底面がボルト一本でアモ缶を置くと不安定になるので、ボルトを追加してみます。
これで安定感はアップ。
接触部分を養生する
アモ缶とステーが接触するとカンカンとうるさいし傷もつきそうなので養生します。
使うのはこちら。
スポンジが緩衝材になってくれます。
テープで貼れるようになっているので楽です。
まずはサイズに合わせて切り出します。
接触する部分に貼り付けるとこんな感じ。
地道にやっていきます。
レブルに取り付け
いよいよレブルに取り付けです。
右側のマフラー上あたりに装着します。
ちなみに僕のレブルにはデイトナのグラブバーキャリアが付いているのでこれと干渉しないようにせねばなりません。
こいつはキャンプ時に活躍してくれます。
各社のリアキャリアの中で一番スタイリッシュかなーと思い一昨年に購入したものです。
グラブバーキャリアと自作ステーが干渉しないようにスペーサーも購入しました。
穴径はM8で高さは15㎜。15㎜あれば干渉はしなさそうです。
固定用のボルトの長さは55mmのものを購入(ホームセンター3店舗探してやっと発見)
グラブバーキャリア固定用の付属ボルトが35㎜でしたが、今回これにスペーサー15㎜と自作ステーの金具の厚み2mmが足されるので…
厚みは52mmになり3mm余ってしまいますが、なんとかなるかーと思って付けてみました。
ゆるゆるでした。
再度ホームセンターへ走り、2.6mm厚のハイテンワッシャーなるものを購入。
これでピッタリになりました!
グラブバーキャリアと自作ステーの干渉もなく固定も強固!接続部はこんな感じ。
外観がこちら。
かっこええやん。
アモ缶付けてみます。
かっこええやん。
仕上げ
これで完成でも良いのですが…
いかにも市販の固定金具を組みました感が強いので、仕上げに一工夫したいと思います。
固定金具の穴を塞いで、アモ缶と同系色の色にすることでステーの存在感を薄くしてやります。
使うのはこちら。
テントやシートの補修材です。
耐水性あるしオリーブドラブっぽい色だしイメージ通り。
ちょっと艶があるけどテカテカすぎないので許容範囲内。
サバゲ用のカモフラージュテープにしようかとも思いましたが、こちらの方がコスパが良さそうでした。
必要なサイズに切り出して貼り付けます。
ボルト部分はあとで緩んできたときに増し締めできるように出しておきました。
うん、かっこいい。
完成!!!
と行きたいところですが…
安全対策
この自作ステーは左右方向と前後方向には固定されていますが上下方向に対しては無防備なのです。
左右と前後がけっこうミチミチで固定されてはいますが、ちょっと不安。
てことでこちらで固定してやろうと思います。
このバンドで追加固定すれば安心感が増します。
アモ缶を開ける時はこのバックルをはずして…
パッカーーーーン
総コスト
それでは最後にかかったコストを計算してみたいと思います。
取付金具→3508円
ボルト→788円
ハイテンワッシャー→52円
スペーサー→820円
バンド→749円
ゴムスポンジロール→438円
補修粘着テープ→2027円
総コストは10862円でした!
けっこうかかりましたが…ゴムスポンジロールや補修テープはたくさん余っているので、実質コストはもう少し低いかと思います!
まとめ
初めての自作ステーでしたがなかなかうまくいったと自負しております。
反対側にももう一個付けようかな…
そして気になるのは自作ステーの強度ですが、これは乗ってみて様子見ていくしかないかな~と思っています。
バイクの振動でボルトが緩むことも考えられるので逐一チェックですね。
生まれ変わったアモ缶パニア付きレブルで早くキャンプに行きたい~
その後
取付から1年3か月後、ステーがダメージで曲がってしまいました…
詳しくはこちらからどうぞ。
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