かものはしです。
気になるニュースを見かけました。
バイクの路駐解禁へ?! 警察庁通達で『駐車禁止除外』場所が増え、駐輪場不足の状況が変わりそう
めちゃくちゃ端的にまとめると、『バイクの駐車場が全然足りてないから頑張って増やします』ってことですね。
この施策がうまくいけば、バイクで出かけたいけど駐車するところないからどうしよう~って悩むことが少なくなりそうです。
こんな施策が出てくれるのは最近のバイクブームの影響もあるのでしょうかね?
いずれにせよ早急且つ積極的に取り組んでもらって一日も早くバイク駐車場が増えることを願います。
警察庁交通局交通規制課の通達を意訳してみる
警察庁交通局交通規制課の通達『地域の実情に応じた自動二輪車等に係る駐車環境の整備に向けた継続的な取組の推進について』を見てみましたが、原文は固い表現で内容がちょっとだけくみ取りにくいです。
自分なりに原文をやさしい表現に変換してまとめてみます。参考程度にどうぞ。
前文
平成30年にバイクの駐車場を増やすための通達を出して駐車規制の見直しを進めてきた。
しかしバイクの台数に対してバイクの駐車場の数は少ない(車のそれと比べて)状況のまま変わっていない。特に都市部で。
そこで交通の安全に影響のない範囲で下記のことに気を付けながら、関係機関と協力してバイクの駐車環境を良くしていきたい。
駐車場の整備に向けた働きかけの推進
警察としてもバイクの駐車場整備は重要な課題と考えているので、地方公共団体、道路管理者、民間事業者に対して駐車場需要がある場所に駐車設備を整備するように働きかける。
また市区町村に対してはバイクの駐車場設置に関係する条例の整備について働きかける。
自動二輪車等に配意した駐車規制の見直しの検討
バイクの駐車需要があるのに近くにバイク駐車場がない駐車禁止の道路については、その対象からバイクを除外できるかどうか検討する(バイクは車よりスペースを取らないから)。
もしバイクを駐車禁止規制から除外することになったら必要な道路標識を整備しつつ、ライダーに宣伝する。
関係機関等との連携・協力
地方公共団体、道路管理者、民間事業者等と継続的に協力し合って、その地域の需要に沿った取り組みをしていきたい。
特に前記の『自動二輪車等に配意した駐車規制の見直しの検討』については道路管理者と密に調整して連携していきたい。
留意事項
この通達は現在バイクを含む駐車禁止規制を行っている場所でのバイクに対する取り締まりの扱いを変更するものではないので気を付けるように。
そしてこの通達の取組結果については年度末に報告する。
この通達で期待すること
今回の通達から以下の二点が期待できます。
- バイクの駐車場の増設
- バイクの駐禁除外区域の増加
まずはバイク駐車場の増設です。
現在の状況ではバイクの駐車場はほぼ0と言っても過言では無いです。車の駐車場はあんなにあるのに…
駐車場が増えるといっても、街中にはスペースが余っているとも限らず、これから作るとしたらまだ時間はかかりそうですね。
次にバイクの駐禁除外区域の増加です。
これに関しては規制が緩和されれば早めに恩恵を受けれそうな気がしますが、ある程度時間はかかりそう。
今回の通達の内容には期待しつつ、まだしばらくは現在ある少ない駐車場を探すしかなさそうです。
そこで最近期待しているのが特Pというサービス。
特Pは空きスペースを貸したり借りたりできます。
穴場的なバイクの駐車場があったりするのでオススメです。
貸したいときだけ貸せる「特P」
特Pについてまとめた記事はこちら。
まとめ
警察庁からバイクの駐車環境の整備についての通達が出るのはライダーとしては本当に嬉しいですね。
時間はまだかかるかもしれませんが、駐車場に悩まずにバイクで出かけられる日が来ればいいなーと思います。
コメント
[…] […]