かものはしです。
注文住宅の購入を考えていると、たくさんの住宅設備の選択を迫られます。
家を建てることを真剣に考えるまでは全く知らなかったことばかりで面食らってしまいますよね…
中でも僕が気になっていたのが換気システムです。
結論から言いますと悩んだ末に第三種換気システムを採用しようと思っています！
今回は私が第三種換気システムを採用しようと決断するまでの経緯や実際に住んでいる方やプロからの話などをまとめたいと思います！
換気システムとは？
換気システムとはその名の通り、部屋の中の空気を入れ替えるためのシステムです。
ホルムアルデヒドなどシックハウス症候群を予防するために法律で義務化されており必ず設置しなければならないものなのです。
そしてこの換気システムには三種類あります。
- 第一種換気システム：給排気を機械で行います
- 第二種換気システム：給気は機械で行い、排気は自然に任せます
- 第三種換気システム：給気は自然に行い、排気は機械で行います
第二種換気は病院や工場などで多く使われており、一般住宅では第一種か第三種かの選択になります。
また第一種は熱交換型換気設備を使用できるため、夏でも冬でもちょうどよい温度に調整して外気を取り込んでくれるのです。
それぞれ詳しい説明はこちらのサイトがわかりやすかったです。
>>>換気システムの説明
なぜ迷うのか？
換気システムですから外気を取り込んでくるわけです。
外気って必ずしも快適な温度ではないですよね？夏は暑いし冬は寒いし…
でもせっかく建てるなら快適な家にしたい！でもお金はあんまりかけたくないよ！ってことで悩むわけです。
高性能な第一種は当たり前ですが高価な設備となります。
導入費用もですが、フィルター交換などメンテナンスなど維持費用もかかってきます。
でも夏涼しくて冬は暖かい家にしたいな～第三種って実際どうなんだろう？寒いのか？
第三種でもそんなに寒くないならそっちのほうが安上がりでいいけど、住んでみないとわからんよ…
実際に住んでいる人に聞いてみた
悩んでいると職場の上司で実際に第三種換気の家に住んでいる方がいたので聞いてみました！
この二人の上司は仕事でも頼りにしており、且つ研究熱心な方々なので住宅設備もかなり吟味して選んでいるはずです。
上司A：ロゴスホーム
上司Aは2年程前にロゴスホームで新築したようです。
第三種換気＋ペアガラス＋床暖房で、北海道の冬でも全然暖かいよ！と幸せそうな顔で答えてくれました。
何より床暖房が最高に心地よいらしいです！いいなーでも床暖房も高いよなー笑
上司B：ecoaハウス
上司Bも2年程前に神出設計ecoaハウスで新築したとのことでした。
こちらも第三種換気＋ペアガラス＋床暖房でとても快適に過ごしているとのことでした。
上司Bも換気システムで悩んだようですが、第一種はダクト内の掃除ができないし維持費もバカにならないと説明を受けて第三種を採用したようです。
さすがに換気口に手をかざすとひんやりはするみたいですが部屋自体はとても暖かいとのことです。
プロのアドバイス
以前にプロからのアドバイスという記事でも少し換気システムに触れましたが改めてこちらでも紹介したいと思います。
ちなみに前回の記事はこちらから。
某ハウスメーカーに最近まで勤めていた建築士さんからのアドバイスです。
第三種換気＋トリプルガラスの組み合わせについて
第三種は第一種に比べると気密性が悪い（自然給気で直接外気が入ってくるため）ので全てをトリプルガラスにする必要性があるか疑問がある。
と言うのも断熱性と気密性はセットで考えないと意味がないもの。
例えるなら、真冬に分厚いコート着ても首元がスカスカであれば寒いのと一緒。（つまり分厚いコート＝トリプルガラスで首元スカスカ＝第三種）
なのでオススメは以下二つのパターン
- 第三種換気＋ペアガラス＝ローコスト
- 第一種＋トリプルガラス＝高性能ハイコスト
そして大事なのが、暖房費の安い家と暖かいと感じる家は必ずしも同じではないということ。
第一種の方が熱ロスが少ないため暖房費は安くなるが、暖かいと感じるのは第三種＋パネルヒーターの方。
パネルヒーターは熱放射するので暖かさを直接感じられる。
第三種換気＋ペアガラスでも断熱性気密性が余程悪くない限り寒くはないでしょうとのことでした！
またペアガラスだと近くにいるとさすがに寒いのでソファの横など滞在時間の長い部屋はトリプルに変更するのは全然ありだそうです！
まとめ
僕が家探しの初期に出向いていたハウスメーカーは第一種＋トリプルガラスが標準設備となっているところばかりでした。
そのためか第三種＋ペアガラスが標準だと性能が悪くて寒い家になってしまうのではないかと思い込んでいるところがありました。
しかしプロからの話やそれを裏付けるかのような実際に住んでいる人からの話を総合すると第三種換気システムでも快適に過ごせることがわかってきました。
導入コストやメンテナンスの維持コストなどもかかることから我が家では第三種換気システムを採用することとしました！
第一種にする計画から100万円浮いたわけですから他にいろんなことができます！みなさんもぜひ換気システムを適当に決めずに吟味してみてください！
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