かものはしです。
豊栄建設からの間取り提案に満足して夫婦でキャッキャッとしていましたが、お義父さんの反対に直面し少々行き詰っております。
その詳細はこちらから。
妻の友人の彼氏さんがつい最近まで某ハウスメーカーの建築士として働いていたことを知り、現在私たちが提案してもらっている間取りのチェックをしてもらいました!
プロのお墨付きをもらえればきっとお義父さんも納得してくれるのでは…
お墨付きまでいかなくともアドバイスを元に修正していけばより良いものができるはず!
今回はプロの建築士によるアドバイスをまとめていきます!
チェックしてもらう間取り図
今回チェックしてもらった間取りがこちらになります。
僕たち夫婦はこの提案に非常に満足していますが…プロの目で見るとどこをつっこまれるのでしょうか…
プロの建築士によるチェック
では早速チェック項目をまとめていきます!
カースペース
車の大きさにもよるが、奥行きが5500(外壁を考慮すると有効で5350くらい)となると少し余裕がなさそう(我が家の車は全長が4210mmなので前後500mmくらいの余裕しかできません)
北海道は雪が降るのでなるべくスペースには余裕ある方が吉。
一階裏の洋室が納戸申請になっている(居室としての採光が取れないため苦肉の策で納戸としている)ので全体の配置を少し後ろに下げてスペースを確保してもいいのではないか
玄関ドア
玄関ドアを開いた時にスロープまで一歩下がらなければならないので要検討。
ポーチ階段部分にも屋根をかけたい(春先に雨だれ等で凍って解けてを繰り返すと劣化が早いのと凍って危険なため)
居住部分
二階のリビングスペースの採光が足りているか心配。
現在寝室がある南側にリビングを持ってくるのが日当たりとしては理想的。
しかしカフェスペースの上部分を寝室にすると音が下に響かないメリットはある。
物置の位置
この配置だと一階図面上の右下になるが位置が心配。
冬の気圧配置は西高東低なので北西方面に風が吹く。
すると南東側に雪庇(下の画像)ができて落雪する可能性があるのでその位置に物置や室外機は避けたい。
物置と外壁が近くに配置された場合、雪庇の重さや氷具合、落雪の仕方にもよるが外壁に穴が開くこともあるので要注意。
性能
オプションでトリプルガラスにしたいとのことだが第三種換気システムとトリプルガラスではあまり性能を発揮できない。
のどちらかが良い。
ただペアガラスでは近くにいると冷気を感じるので部分的にトリプルにするのはアリ。
窓
全体に引き違いの窓が多いのが気になる。
引き違いの窓が滑るのは隙間があるから、つまり気密性が低いことになる。
暖かい家を目指すなら引き違いの窓は少なくした方が良い。
まとめ
さすがプロは見るところが違います。
自分だけでは絶対に気づけなかったところをたくさん指摘してもらってとても勉強になります。
いろいろな指摘事項が出てきましたが、一つ伝えておきたい大事なことがあります。
『まだ初期段階の提案なので、豊栄建設の建築士もまだまだ煮詰め切っていない』ということです。
これは今回チェックしてもらった妻の友人の彼氏さんの言葉です。
同業者だからそう思うのでしょうし、相手を気遣える優しい方ですよね。
僕自身としては今回の間取り提案は時間が無い中で作ってもらったにもかかわらず、予想を超えた良い提案をしてもらったと感謝していると同時に今後にさらに期待しています。
今回チェックしてもらった内容を元に、豊栄の担当者さんとまた話し合って理想の店舗兼住宅の建築を目指したいと思います!
コメント
[…] […]