【DIY】イレクターでエアコン室外機の防雪屋根を作ってみた

かものはしです。

イレクターを使ってエアコン室外機の防雪屋根をDIYで作ってみたので作成過程をまとめます。

エアコンは日立の白くまくんRAS-D56L2になります。

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寸法

まずはエアコン室外機(日立の白くまくんRAS-D56L2)に合わせて防雪屋根の寸法を決めます。

ぴったり合うように以下のサイズとしました。

黒文字が外寸、赤文字が実際に必要なパイプ長です。

長さの測り方の詳細は公式のこちらから。

雪が滑り落ちるように屋根部分は傾斜を付けようと思います。

傾斜を付けれるようなイレクターのジョイントパーツがあるのでそれを使用します。

傾斜角度がわかっているのでそこから三角関数を使って屋根部分のイレクターの長さを計算してみました。

三角関数ってDIYで役に立つんだなと少し感動笑

奥側の一番長いイレクターは外寸計算しているのでオーバーラップがあるかも?と考えて17mm分短くしています。

材料

使用したイレクターとジョイントパーツは以下になります。

材料費はイレクターパイプ2000mm×4で約4000円ジョイントパーツ総計で約2800円で合計約6800円になりました。

販売店によって差があると思いますので概算になります。














屋根部分のJ-21J-33は量販店でなかなか売ってないのでネット注文が特にオススメです。

カラーはブラックしか見つけられませんでした…

イレクター切断

必要な長さに合わせてイレクターを切断していきます。

切断する長さの所にしるしを付けて…

切断にはこちらの道具を使います。



先ほど印をつけたところに刃を合わせて…

グルっと一回転させます。

するとうっすら溝ができます。

次にハンドルを回して刃を少し食い込ませます。

そしてまたグルッと回転。

すると溝がより深まります。

そしてまたハンドルを締めて回転させて…を何度か繰り返すと切断できます。

切断完了。

組み立て

イレクターの切断が終わったら組み立て作業です。

ジョイントパーツにはめ込んでいきます。

荷重がかかってずり落ちてくるところは仮止め用のパーツJ131で支えます。

採寸がうまくいっていればぴったり合うはずです。

屋根部分の傾斜を付けるためのジョイントパーツは実店舗で見つけられず、ネットでもアイボリー色が無くて渋々ブラックになっております。

接着

組み立てただけだとグラグラして安定感があまりありません。

専用の接着液で固定していきます。



付属のスポイトに接着液を吸引して、イレクターとジョイントの隙間に流し込んでいきます。

接着液がイレクターの樹脂を溶かしてくっつけているらしいです。

硬化するとかなり強固に接着されます。

接着後は外せなくなるので組み間違えがないかしっかり確認してから接着するのが吉です。

土台

次に土台作りに取り掛かります。

イレクターを組んでそのまま置いただけだと強風で飛んでしまう可能性があるので何らかの方法で足を固定する必要があります。

いろいろと悩みましたが、レンガがいくつかあったのでこれに固定しようと思います。

手順としては…

レンガに穴あけ→カールプラグ挿入→ネジで固定

となります。

イレクターを固定するジョイントパーツJ103のネジ穴径が3.6㎜なのでネジは3.5㎜径のものを使用します。

このネジに合うカールプラグは外径6mmのものになります。

まずレンガに穴を開ける必要があるので振動ドリルを購入しました。



使うドリルはコンクリート用の6mm径。

レンガにジョイントパーツを当てて穴を開ける所をマーキングします。

こんな感じ。

この点にドリルを合わせます。

ガガガガーっと穴を開けていきます。

以前に通常のドリルで穴を開けた時とは比べ物にならないほど楽だ…

振動ドリル買ってみてよかったー!

穴が開いたらカールプラグを挿入します。

途中からきついので金づちを使います。

いい感じです。

あとはジョイントパーツを合わせてネジで固定していきます。

これで土台完成です。

屋根

屋根は波板を貼ります。

波板の貼り方はこちらを参考にしました。

購入した波板はこちら。

サイズに合わせて波板を切断するためマーカーで線を引きます。

波板は普通のハサミやカッターで切れるらしいですが、かなりやりにくいので波板専用のハサミを購入しました。



切断面は鋭利で危険なので手袋を着用して切断します。

波板専用のハサミでも真っすぐ切るには慣れとコツがいりますね。

波板を打ち付ける母屋は家にあった端材を使用して白に塗装しました。

イレクターに板を固定するためのパーツを付けて…

板をネジで固定します。

次に切断した波板を当てて位置を決定します。

今回波板は2枚を繋げるので、2.5山以上重なるようにします。

位置が決まったら固定用のビスを通すための穴を開ける場所に印を付けていきます。

穴は波板の山側に開けます。

印が付け終わったら作業しやすいように波板をひっくり返して裏側から穴を開けます。

こんな感じで穴を開けていきます。

波板の固定はこちらの専用のビスを使います。

完成

若干板の長さが短かったりビスの固定位置が不格好ですが…完成しました!

同様の方法でコレモの防雪屋根も作ってみました。

こちらは反省を生かしてビスの位置もいい感じにキレイに仕上げることができたと思います。

これで雪庇の落下も安心して待ち受けられます^^



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