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【タミヤ1/700戦艦大和制作記】初心者が筆塗り・砲身開口・ウェザリングに挑戦してみた

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20年ぶりのウォーターラインシリーズ制作

コンバットコミックで見た日本海軍の艦船に憧れて、初めてウォーターラインシリーズを手に取ったのは中学生の頃。

当時はプラモ作りの資料もないまま、ゲート処理すら行わず、素組みだけでも満足していました。

そして筆塗りに挑戦するもうまくいかず挫折し、私のプラモ人生はそこで時を停めていたのです…

あれから20年、私の中でウォーターラインへ再挑戦したい気持ちが溢れ出し、今年遂に制作を再開しました。

駆逐艦初霜、戦艦長門、空母瑞鶴を制作しノウハウを得たところでついに今回、戦艦大和の制作に取り掛かります…!

復帰1作目の初霜。塗装成功に歓喜。
復帰2作目長門。ウェザリングに成功。
復帰3作目瑞鶴。長いデカールに大苦戦。

組み立て

大きな難所もなく組み立て作業は進みました。

途中12.7cm連装高角砲座の場所を間違えて接着してしまい…

やや傷が付いてしまいました…

位置を修正したため剥がしたところが汚くなってしまいましたが、やすりはかけたし、塗装でごまかせるはず…!

組み立ての途中、一点だけ気になるところが…艦尾部分の組み立てで説明書にいきなり謎の穴が出てきます…

いきなりどうした

実際には空いてないんですよね…

説明書を再度見てもどこにも穴を開けろとは書いていない気が…

仕方がないのでこの辺に穴開けてみました(1.2mmドリル刃使用)。

そして無事取り付け完了。

ほぼ組み立ては完了しました。

塗装のことを考えてあえて接着せず別パーツのままにしたものや、ランナーに残したままのパーツもあります。

ちなみに細かいパーツは端材にブル・タックを使って固定しています。

nipperさんで紹介されていた方法です。

手やワニ口クリップなどで掴めないパーツも固定できるので気に入っています。

ブル・タックは塗料が付いて汚れても、再使用可能です。

作業が前後してしまいますが、塗装完了後に穴あけしなければならない箇所に再度気づきました。

またも艦尾部に穴あけ

1.2mmで穴あけしました。

しかしここに部品をはめようとしたら、間にある小構造物と干渉してしまいました…!

これは完全に計算ミス…

方針変更して、部品の突起を切り落として接着することにします。

上が切り落とし前、下が切り落とし後

これでなんとか事なきを得ました。

砲身開口

大和の46センチ砲は開口されていません。

う~ん、せっかくの世界最大の主砲なのになぁ…

開口やってみようかな!ということで開口径を計算。

46cm ÷ 700 ≒ 0.65mm

と思ったら0.65mmのドリル刃ちょうど失くしてた…てことで0.6mmを使うことに。

なかなか中心に開口するのが難しいのですが…

雰囲気はグッと良くなった気がする…!!!

1本開けるだけでもけっこう集中力使うのに9本もあります…休憩しながら慎重に作業するのがおすすめです。

ちなみに副砲は155mm ÷ 700 ≒ 0.2mmなのでさすがに無理でした。

筆塗り

組み立てが完了したので次に筆塗り塗装です。

サーフェイサーを吹く

まずは組み立てたパーツにサーフェイサーを吹きます。

塗り残してもサビってことでいけそう

塗装前のひと手間ですが、サーフェイサーを吹いたほうが塗料乗りが良いし出来栄えも良いような気がしています。

小さいパーツは塗装ベースも使っています。

作業効率上がります

磁石固定のため簡単に取り外せてとても便利です。

基本2回の重ね塗り

筆は主に使い捨てタイプを使っています。

使い捨てなので気兼ね無く、でも意外と長持ち

この筆なかなか出来が良いので一度だけでなく、洗ってボロボロになるまで何度も使っています。

ボロボロになったら使い捨てなので躊躇無く捨ててまた新しい筆を使います。

通常の使い捨てではない筆ってちゃんと洗っても固くなるし先が割れるし毛が抜けるしなんかな~と思っていたので、使い捨て筆は革命でした。

今回船体はタミヤカラーアクリル塗料の呉海軍工廠グレイXF-75を使いました。

塗料は薄めたりせずそのまま塗ってみました。塗装1回目はこんな感じ。

成形色とほぼ同じだけど、深みが出ている!気がする

塗り残しやムラがありますが、無理に均一に塗ろうとすると汚くなるのでグッと我慢。

乾いてから二度塗りします。

2度塗り完了してその他の構造物も載せました。カッコイイ。

写真ではわかりにくいですが、塗りムラがあります。

ですがあとでウェザリングもするので、これでよしとします。

木甲板の塗装

木甲板は水性ホビーカラーH-27 ライトブラウンを使用しました。

ムラ無くキレイに塗装するため3回重ね塗り。

1回目
2回目
3回目

こちらはけっこうキレイに塗れたと思います。

細かい構造物はマスキング

甲板上の細かい構造物の塗装はマスキングを使いました。

地味な作業ですが、うまくいけば楽にキレイに塗れるので根気強く…

地道にコツコツ

塗装後にマスキングテープを剥がしてみたところ…

船首構造物周辺はボロボロだ…
砲塔基部は円なので難しい

けっこうはみ出てしまったーーーーー

マスキングテープを細かくしすぎるとダメですね。

つぎはぎした隙間から漏れてしまったようです。

でもある程度は想定内です。

リタッチしました。

けっこういい感じですね!

錨鎖の塗装

説明書を見ると錨鎖に塗装指示があります。

こんな細かいところ塗装させるのか…

鎖、小さすぎないか…

けっこう大変そうなので無視しようかなーと思っていたのですが、挑戦します。

使うのはタミヤの超極細筆です。

ちっちゃーい筆先、頼んだぞ

細かいところはこの超極細筆があれば怖くない。意外とサクサク塗れました。

光沢が出て鎖の存在感マシマシ

これは挑戦して正解でした!

より立体感が出てかっこよくなった!!

今回の塗装で得た教訓

今までは水性ホビーカラーを使うことが多かったのですが、

今回の大和の制作において、はじめてタミヤのアクリル塗料で船体など広い範囲を塗りました。

その結果わかったことがあります。

水性ホビーカラー → 薄めずそのまま使っても乾燥が遅く、伸びるので使いやすい

タミヤカラーのアクリル塗料 → 塗料皿に入れてから乾燥までが速く、ダマになりやすい

です…

なので広範囲を筆塗り塗装する場合は水性ホビーカラーをおすすめします!!!

もしタミヤアクリル使うなら薄め液使ったほうがよさそうですね。

塗装後の接着

塗装完了後の砲塔と砲身を接着します。

ちなみに砲身カバーはシタデルカラーのレイスボーンnipperさん情報)で塗ってます。

ちょっとくすんだ白って感じです。

使用感を出したいのでレイスボーンのちょっとくすんだ白がちょうど良い

プラモデル用接着剤を使うと塗料を溶かしてしまい汚くなるので、私はコレを使っています。

一度使ったら手放せない

「アロンアルファプロ用耐衝撃」です。こちらのnote記事を参考にさせてもらいました。

この瞬間接着剤にマイクロノズルを装着すると細かいところにもピンポイントで接着剤を塗布できます。

私が買ったマイクロノズルはそのまま使うと接続部分がやや大きく、接着剤のロスが増えるのでちょっとカットしてます。

ザクッ

少しカットするとちょうど良くなります。これで作業効率が爆上がりです。

鬼に金棒状態です

マイクロノズルは一回で使い捨てしてますが、300個あるので余裕です笑

世界最大の主砲…ロマン…

キレイに接着できました。

予期せぬ破損

作成の途中、中央構造物ができたところで、調子に乗って子供に見せて喜んでいたら落として壊してしまいました。

あああああー!メインマストがあああー!

そんなときでも「アロンアルファプロ用耐衝撃」があれば安心です。

治ってよかった。私のミスです。子供は何もしていません。

しっかり修理できました!

塗装完了!

船体の塗装が完了しました!

いい感じ!

なかなか良い雰囲気が出ています。

竣工直後の大和がお好みの方はこれにて完成でも良いかもしれませんね。

デカール貼り

苦手なデカールを貼っていきます。

しっかり接着させるためマークセッターを使用します。

デカール張りの救世主

マークセッターは水性塗料を侵すらしいので、薄めます。

前回の作成時には知らずに原液を使ったので、空母甲板が汚くなってしまったんですよね…。

今回は、マークセッター2倍希釈にしてみました。

薄めて塗布したところ、問題なさそうです。

ですが別問題が…

順番大事

デカールを貼ってから機銃座をつけなければならなかったようです…!!!

これはやってしまったー

機銃座を取り外すことも考えましたが…悩みに悩んで…

ここのデカールは省略します…笑

みなさまはお気をつけください。

艦載機の作成

艦載機は細かいパーツが多いので、ランナーに付いたまま塗装してみました。

黄色部分はめっちゃ細かいけど、タミヤの超極細筆で頑張りました…

ウェザリング

最後のお楽しみ、ウェザリングです。

デカールを保護するため、ウェザリングの前にプレミアムコートを吹いておきました。

乾燥したら準備完了。

木甲板をより木らしく

塗装完了状態だと木甲板はのっぺりしてます。

のっぺり甲板をウェザリングでより木っぽい感じにしていきます。

こちらのサイトがとても参考になりました。

ウェザリング塗料として使うのはMr.ウェザリングカラーのステインブラウンです。

甲板にじゃんじゃん塗っていきます。

遠慮なくガシガシ塗ります

甲板全体に塗れたら、次は綿棒ウェザリングカラー薄め液の出番です。

子供用の余っていたベビー綿棒を流用
これで整えます

綿棒に薄め液を染み込ませ、ウェザリングカラーを拭き取っていきます。

木っぽい感じになるようにある程度ムラを残しながら…

綿棒は汚れたらすぐ交換するのがコツです。

私は10本くらい使いました。

すごく木っぽくなった!

かなりいい感じの木甲板になりました!かっこいい!!!

船体や艦橋のウォッシング&墨入れ

塗装のみの大和は竣工直後という感じ。

ドックから出てきたばかりの新品感

今回は歴戦の大和を再現する予定。

ちょっと汚れた感じにするためウォッシングをしていきたいと思います。

使うのはTAMIYAのスミ入れ塗料(ブラック)です。

薄める手間なし、そのまま使える

コレを船体や艦橋、主砲塔や機銃にじゃんじゃん塗っていきます。

黒で全体を塗るので、自動的にスミ入れも完了します。

かなりリアルになってきた

あとから整えられるので、塗り過ぎくらいでも良いと思います。

サビの表現

船体側面にサビ表現を施します。こちらのサイトを参考にさせていただきました。

ウォッシング済みの船体側面がこちら。

作業しやすいように木の台に載せてます

かなりいい雰囲気が出ていますが、サビもプラスしたいところ。

使うのはTAMIYAのエナメル塗料XF-64レッドブラウンです。

ここでエナメル登場。少量使いなので匂い気にならない

コレを細筆を使って、サビが出そうなところに塗っていきます。

歴戦の猛者感…

ウォッシングと同じく、サビ表現もあとから調整するのではみ出ても大丈夫です。

薄め液で微調整

最後に薄め液でウェザリングを周囲と馴染ませていきます。

ウォッシング・サビ表現にはエナメル塗料を使っています。

そのため薄め液として使うのはエナメル塗料溶剤X-20になります。

やや刺激臭

X-20を筆に染み込ませ、カラカラになるまでティッシュに吸わせます。

微量のX-20が付いた状態がベスト。

X-20が付きすぎた状態だとウェザリングが全部消えてしまうので注意です。

ウェザリング部分を筆でなぞって、周りと馴染むようにしていきます。

ウェザリングがグラデーションとなり、リアルな仕上がりとなりました。

完成!!!

全ての作業が終わったら、再度つや消しトップコートを吹いて完成です!!

木甲板がいい雰囲気出してます。

途中破損したり塗装はみ出たり小さいミスはありましたが、トータルではけっこう上手に作れたと自惚れております。

さすがの存在感…
艦載機もお気に入り

ウェザリングもなかなかカッコイイ出来栄え。

砲身開口はちょっと中心からズレてしまったのもあるけど、雰囲気アップにはなったかな?

総制作日数は約1か月と1週間。

1日の作業時間は15分~1時間で、総制作時間は24時間でした。

毎日子供を寝かしつけた後、コツコツ少しずつ制作。

完成すると嬉しさも格別ですね~

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