スノーブラシの伸縮ロックが壊れて止まらなくなったので分解して対処法を考えてみた

かものはしです。

ここ最近、我が家で使っているスノーブラシの調子が悪くなっています。

伸ばしてクルッと回転させることで伸縮をロックするタイプのスノーブラシなのですが、ロックが止まったり止まらなかったり動作が不安定…

この”スノーブラシの伸縮ロック止まらない問題”に困っている方けっこういるんじゃないかな。

気になるので分解して対処法を考えてみました。

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スノーブラシを分解してみる

伸縮をロックする仕組みがよくわからないので分解してみることにしました。

両サイドのブラシ部分はそれぞれネジで止めてあるのでドライバーではずします。

ネジがさび付いていて固くなっている箇所もありましたがすぐに分解完了。

これで伸縮ロックの仕組みを解き明かせるはず。

伸縮ロック機構部

こちらが伸縮ロック機構部です。

断面はこんな感じ。

黄色いポールの末端に色違いの部品(以後伸縮ロック部品)が互い違いに付いています。

ちなみに指で押さえていないとすぐ外れます。

この伸縮ロック部品が今回の”スノーブラシの伸縮ロック止まらない問題”の原因のようです。

伸縮ロックの仕組み

肝心の伸縮ロックの仕組みについて考えてみました。

どうやらポールを回すことで内側ポールの末端に付いている伸縮ロック部品の位置がずれて外側のポールに押し付けられてロックされるようです(たぶん)。

文章ではわかりにくいので実際の写真で説明してみます。

ロック解除時の部品はこんな状態(わかりやすいように1個だけ付けてます)。

この状態だと内側ポールと伸縮ロック部品で作られる外径が最小となり、外側のポールとの間にすき間ができるためスムーズに伸縮することができます。

そしてロック時の部品はこんな状態。

ロックするためにポールを回すと伸縮ロック部品が外側のポールに押し付けられ、突っ張り棒状態になります。

この説明で伝わるだろうか…伝わらない気がするので断面図で追加解説します。

下図がロック解除時の伸縮ロック機構部の断面図です。

黄色の円が外側ポール、緑の四角が内側ポールの末端部です。

部品と内側ポール(真ん中の緑の長方形)で形成される外径が最小となる位置関係で、外側ポールとの間にすき間ができています。

隙間があるのでスムーズに伸縮できます。

次にロック時の伸縮ロック機構部の断面図です。

内側ポール(真ん中の緑の長方形)が回ることで伸縮ロック部品が押されて外側ポールに押し付けられます。

そのまま内側ポールを回し続けることで突っ張り棒状態となりロックされるという仕組み(ではなかろうか)。

伸縮ロックが止まらない原因

以上の仕組みから伸縮ロックが止まらない原因は、伸縮ロック部品が外側ポールにうまく押し付けられていない事だと考えられます。

外側ポールか伸縮ロック部品のどちらの劣化かはわかりませんが、微妙な変形による大きさのズレが影響しているのかも?

そのためいくらポールを回しても空転してしまい、いつまでも突っ張ることが出来ずにロックされないのではないでしょうか…

スノーブラシの伸縮ロック止まらない問題の対策

普通に回しただけでは伸縮ロック部品が外側ポールに押し付けられないのであれば、無理やり押し付けてやればロックされるはず。

具体的には以下の通り。

ポールを伸ばしたらポールをしならせるように力を加えます。

これで強制的に伸縮ロック部品が外側ポールに押し付けられます。

その状態のまま内側ポールを回転させれば…ロックされた!

これが正しい対策かはわかりませんが、しばらくこの方法を試してみたいと思います。



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