日立のラクかるスティックPV-BL2Hのパワーヘッド（回転ブラシ）からガガガッと異音がして動かなくなった時の対処法

かものはしです。

今回は日立のラクかるスティックPV-BL2Hのパワーヘッド（回転ブラシ）からガガガッと異音がして動かなくなった時の対処法をご紹介したいと思います。

対象となる不具合について

対象としている不具合は、ラクかるスティックのパワーヘッド（回転ブラシ）からガガガッと異音がしてブラシが回転しなくなった状態になります。

普通に掃除していたら突如明らかに異常が起きたとわかる感じでガガガッと音がして滑りが悪くなったりしていたら、それです。

不具合の原因

回転ブラシから異音がして動かなくなった原因を調べるために、まずはヘッド部分を分解していきます。

まずヘッドを裏返します。

左側にあるツメを押してカバーを外します。

するとこんな感じ。

回転ブラシが取り出せます。

回転ブラシの端の黒い部品（写真の左側）を確認します。これです。

横から見ると通常はこのようになっていますが…

この部品をグッと押したときにこんなふうにピンが出っ張ったら、それが異音の原因と思われます。

ここが出っ張るとどうなるかと言うと…

異常が無い場合このようにヘッドに収まっていますが…

部品が破損していると、掃除の最中にだんだんと回転ブラシが左側に少し寄ってしまいます。

すると反対側の緑の部分が本体との噛み合わせからズレることとなり…

結果的に回転ブラシの回転が妨げられるのではないかと思われます。

いかにも壊れました的な嫌な音です。

対処法

対処法としては、先ほどの黒い部品と回転ブラシの間にワッシャーを入れてずれないようにします。

ワッシャーとはこれです。

 
ボルトやナットの締め付けに使われる部品です。

家の工具箱に何枚か入っていてたらラッキーですね。

無い方はホームセンターに行けば一枚数円で売られてます。

外形は15mm以内のモノにしてください。

厚みは2mmほどになればよいので僕は2枚入れてみました。

ワッシャーが準備できたらこんな感じで入れます。

 
あとはそのまま例の黒い部品を付けるだけ。

 
ワッシャーの厚みのおかげで回転ブラシがずれなくなり異音が解消されるはずです。

黒い部品が壊れた原因

今回の不具合の原因となったこの黒い部品。

以前お手入れの為にこの部品を外して元に戻すときにさかさまに付けていたようです。

通常はこの向きですが…

 
さかさまに付けてしまっていたみたい…

 
さかさまに付けてしまったことで無理な力が加わってピンを抑えるパッキンが破損したと思われます。

まとめ

今回の不具合に遭遇した時、買い替えなきゃだめか～と思ったりしましたが、簡単な作業でまた快適に使えるようになりました。

完全オリジナルの対処法ですが、我が家ではその後安定して稼働しているので同じような現象が起きていたら一度お試しあれ～